2013年12月5日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:35 Dec 05 2013

中国外交が「欧州シーズン」に突入 仏首相は本日訪中 (3)

▽中仏の協力を通じて中国・欧州関係をより強固なものに

 崔氏は「フランスはこれまで、EU内における保守派と見られてきた。中国とEUの太陽光パネルダンピング問題でも、フランスは中国に対して高額の関税をかけるとする欧州委員会を支持した。実のところ、これはフランスの貿易競争力が下がっていることと関係する。膨大な対中貿易赤字を前に、フランスは保護貿易主義を取らざるを得なかった。もし中仏が協力することで、EUが対中貿易やその他の問題において中国に対してより積極的かつ開放的な態度をとるようになれば、中国とフランス、ないしは欧州にとっても良いこと」との見方を示す。

 来年は中仏の国交樹立50周年にあたり、双方は一連の祝賀・記念活動を予定している。エロー首相は今回の訪中を通じて中国の新指導部との交流を強め、来年の50周年に向けた下準備としたい考えだ。

 中国と欧州諸国の関係を見ると、中国・ドイツ間のハイレベルな協力関係が、EU内部での推進・模範効果を持っており、これに英仏が追随している、という構造が伺える。近年、中独の首脳は頻繁に接触し、相互訪問を繰り返している。ドイツのメルケル首相はすでに6回訪中しており、中国の指導者も相次いでドイツを訪問し、両国の首脳は少なくとも年に1度は会談している。中英・中仏も今年から、毎年の首脳会談をスタートさせた。

 崔氏はフランスの対中政策について「オランド政権の地位はまだあまりはっきりしていない」とした上で、「フランスが対話メカニズムを通じて中国との協力・交流を強化させたいと望むなら、よりはっきりした態度を示し、中仏関係への重視を表明すべき」とした。

[1] [2] [3] [4]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古