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頻繁に転職する中国の若者 価値低下に注意

 70・80後(70年代生まれ・80年代生まれ)と比べ、専門家は90後(90年代生まれ)の就職状況を「大気中を漂う水蒸気」と形容した。市場環境の変化、家計の好転、個性により、前の世代の転職理由は90後に当てはまらなくなった。専門家は、「90後は各業界・企業の間を無秩序に漂い、転職するたびに給与が下がるというスパイラルに陥らないようにすべきだ」と注意を促した。広州日報が伝えた。

 ケース1 高卒後の2年間で7回の転職

 阿志さんは2008年に湖南省の高校を卒業した。彼は多くの同級生と共に、仏山市の中小企業に就職した。多くの企業を渡り歩いているため、彼は初めての就職先の名称を覚えていないという。

 「私は自由な感覚を好むが、工場の中は閉鎖的で内勤と変わらない」。阿志さんは20数日後、300−400元の給与を手にし、未練もなく去っていった。彼は次に、仏山市禅城区の大手光学機器メーカーに就職した。しかし3−4カ月後、「生産ラインの勤務は疲れるし、前途もない」ことを理由に辞職した。彼はその後、さらに転職を重ねた。

 ケース2 働きながら旅行 1年間で10数都市を転々

 阿成さんは阿志さんと異なり、自分に適した職が見つからず転職を重ねているという。阿成さんは世の中を見ることを最も重要な目的としており、仕事はその手段にすぎないという。彼はこれを実践する上で、1年のうちに5−6回転職した。

 阿成さんは、「私は大卒で、特別な経歴を持たない。中学・高校・大学と、先生以外に人との接触はほぼ無く、両親に養ってもらっていた」と語った。彼は自らを「鳥かごに飼われたカナリア」と例え、卒業後は社会を見てみたいという衝動に駆られたという。彼は学校から出発し、最も行きたかったチベット、四川省、雲南省を巡り、お金がなくなれば短期バイトを探し、給与を手にすると前進を続けた。自分の力で生計を立て、全国各地を旅行できるため、満足しているという。

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中国は「褒め殺し」に注意すべき 日本の経験が教訓に

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