中国のPKO部隊先遣隊がマリに展開
中国のマリ平和維持(PKO)部隊第1陣の先遣隊135人は現地時間12日未明、計画通り任務地への展開を完了し、初の防衛訓練も行った。物資・装備1700トン余りはすでに海上輸送で任務地に到着済みだ。解放軍報が伝えた。
国防部(国防省)平和維持事務弁公室によると先遣隊は国連マリ多元統合安定化ミッションの東部戦区に到着すると、現地の安全状況と猛暑に迅速に適応。整地、テント張り、掩体建設を行った。現在すでに基本的な任務遂行能力を備えている。
初の防衛訓練では、臨時駐屯地が正体不明の武装勢力に突如夜間襲撃を受けたとの想定で、最高レベルの警戒態勢を迅速に敷き、簡易掩体を頼りに阻止、反撃、分散、潜伏、負傷者救護などの訓練を行い、戦術水準を強化した。
中国のPKO部隊第1陣は計395人で工兵、医療、警備の3分隊からなる。後続部隊もすでに準備作業を完了しており、国連の計画に基づきいつでも任務地に出発できる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月17日