北京、大気の質大幅改善 青空にも期待 (2)
同センターの予想では、1日の日中の大気の質はほとんどの地域で「良」、北東部では「優」に達し、いずれも基準以上となる見込み。また、周末も、窓を開けたり、屋外で活動したりするのに適した、良い状態が続くと予測している。
1日に7種類の天気を観測
同気象台の張明英・シニアエンジニアによると、北京では31日、霧、もや、雨、みぞれ、凍雨、雪あられ、あられの7種の天気を観測。その原因として、「気温が0度の大気の層が低い位置にあり、大気中の湿気が多いと、気温が0度付近になった時、このような現象が起こる。気温が0度を超えると、雨になり、気温が0度付近になると、みぞれになる。そして0度以下になると、雪や雪あられ、あられになる」と解説。「これほど多くの種類の天気を1日の間に観測できるのは珍しい」としながらも、「31日はまさに気温が氷点を行ったり来たりしたため、このような現象が起きた」と、「異常な自然現象ではない」ことを指摘した。
気象台の観測では、31日早朝から午前中にかけて、同市の豊台区や朝陽区、大興区などで雪あられを観測。そのほかの地域でも雨やみぞれを観測した。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年2月1日