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台湾人から見た北京の漫才 (2)

 北京の友人は「日頃よく相声を見るので、北京に住んでいる人にとって、冗談を言うのが習慣のようになっており、日常生活の会話でも『ボケとつっこみ』は日常茶飯事。子供のころから相声などの演芸が大好きだった私にとって、北京に住む友人との話題には全く困らない。聞いたことのある相声のネタを友人と語り合うというのは、台湾ではなかなか難しい」と言っていた。

 北京の芸文活動のチケットは決して安くない。芸人の郭?綱が以前、「500元(約6千円)を机の上に置いて、ずっと眺めていてもおもしろくもなんともない。もしずっと見ていて、笑えてくるなら、多分病気だろう。でも500元を払って相声を見れば、絶対に心ゆくまで笑える」と言っていたことがある。

 しかしたとえどんなに高くても、毎日忙しい生活を送り、ストレスやプレッシャーにさらされている都会の人々が相声を見て楽しい一時を過ごし、ストレスを一時忘れられるのであれば、それはどんなにすばらしいことだろう、と私は思う。

 「国粹」は中華文化の誇り。中国大陸と台湾には芸文活動の面でさらに多くの交流を実施してほしい。美や芸術の追求に終わりはないのだから。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年11月21日

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