豪雪でバス1万台運休、カーフェリー全便欠航 遼寧
強い寒気の影響を受けた3日、遼寧省全域が豪雪に見舞われた。降雪と強風により、省内の多くの高速道路は封鎖され、大連港から出航する渤海湾カーフェリーは全便欠航となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
遼寧省交通庁によると、遼寧省高速バスターミナルの高速バスは、3日終日運休した。全省各市のバスターミナルでも、高速道路を走行するバスは全便運休、国・省幹線道路と農村道路を走行するバスも、ほとんど運休した。大まかな統計によると、3日午後4時の時点で、全省でバス1万1千台、計2万9千便が運休した。大連港によると、強風の影響により、大連地域では、早い時点から、長海・山東全陸島行き船舶と威海行き客船が全便欠航した。
沈陽桃仙国際空港は、3日午後2時に運航を再開、各フライトが続々と出発・着陸し始めた。また、先日開通したばかりの哈大高速鉄道(ハルビン・大連)も正常に運行している。現在、各地の雪は止んだが、気温は大幅に低下し、海沿いの地域ではかなり強い風が吹いている。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年12月4日