きょうの人民日報「微博」--時代は変わっても春節は変わらない
中国では今、春節(旧正月、今年は2月10日)前の帰省ラッシュがピークを迎えており、1日1億人近くが移動している。時代は移り変わっても、春節に実家に帰って家族と過ごしたいという人々の思いに変化はないのだ。ただ、帰省や旅行の途中に、渋滞などでイライラし怒りを爆発させるなど、マナーに欠けることだけはしないよう気をつけよう。また、帰省すると、ごちそうが待っているだろうが、春節太りにならないようにも気をつけよう。
【「春節」という呼称は100年前から】春節は数千年の歴史を持つ中国最大の伝統的な祭典。ただ、「春節」と呼ばれるようになったのはちょうど100年前の1914年のことだ。それまでは「元旦」などさまざまな呼び方があった。専門家によると、西洋と歩調を合わす形で、当時の中華民国が1914年に西暦を採用し、新暦1月1日を「元旦」、旧暦1月1日を「春節」と呼ぶよう、正式に決めた。