3月の10大ネット流行語 トップは「国五条」
中国語版ウィキペディアのサイト「互動百科」はこのほど、3月のネット人気ワードトップ10を発表した。同サイトはネットユーザーの投票や専門家の選択さらに毎月のすべてのサイトの検索数などを総合的に考慮し、人気ワードを発表している。人民網が報じた。
(1)国五条
国五条とは、不動産価格の調整を目指す中国国務院(政府)が2月20日に常務会議で打ち出した政策5項目のこと。同政策では、北京市、上海市、重慶市、天津市などの「直轄市」や経済や社会発展の諸項目について省の計画から独立し、単独で全国計画に編入されている「計画単列都市」、西蔵(チベット)自治区のラサ市を除く各省の「省都(行政府所在地)」に対して、不動産価格を安定させるという原則の下に、商品住宅(分譲住宅)の価格を制御するための目標を制定、公表し、さらに同業務に関係する健全で安定した審査・責任追及制度を構築するよう求めた。また、商品住宅をめぐる購入制限対策を厳格に実施しなければらならず、既に購入制限対策を実施している直轄市や計画単列市、省都は、実施する地域や住宅のタイプ、購入資格審査などの分野で、統一した要求で対策の整備を進めなければならない。
【北京市と上海市が住宅市場調整細則を通達】
【「新国五条」の地方細則 広東省が発表】