三環路内の路線バスでWiFiサービス本格始動 北京
北京移動通信有限責任公司(北京移動)の担当者は15日、「市バスの車内には、昨年末以降続々とTDFI機器が設置されている。現時点で248路線・5828台の路線バスでWiFi(無線LAN)サービスが提供されており、無料でのネット接続が可能となった。WiFiサービス対象区域は、三環路内の主要市街エリア、長安街エリア、中関村の一部エリアとなっている」と語った。北京晨報が伝えた。
このプラットフォーム「e路WiFi」の利用調査データによると、このサービスが利用できる路線は、21路・2路・70路・57路・10路・20路・300路などで、車内に装備されている無線ネットワークシステムは、安定性・接続性ともにかなり高いという。
TDFI機器が設置されているバスには、「WiFiサービス利用可能車」と記された標識も掲示されている。
乗客がWiFiサービスを利用する場合は、中国移動通信のネットワーク「CMCC」を通じてネットに接続できる。また、ローカルニュースやビデオなどのコンテンツも無料で楽しめる。
「e路WiFi」の担当者は、「このプラットフォームは、車内でネットに接続して調べ物をする、あるいは娯楽を楽しむといった乗客のニーズを満たすだけではなく、渋滞時の乗客のイライラ解消にも役立つ。今後、市民にとってより便利で有益なサービスとするよう尽力したい」と述べた。
○ネット接続のフロ-チャート
1.携帯電話やiPadなどモバイル端末のWi-Fi機能をオンにする
2 CMCCを検索、それを通じてネットに接続する
3 「e路WiFi」プラットフォームにユーザ登録する(編集KM)
「人民網日本語版」2013年8月16日