外国人お気に入りの北京のご近所
北京に住む西洋人
パウロが来たときの写真を見せる鄭おじいさん
近年、北京の国際化の足並みが加速する一方で、十数万人の外国人がこの地に定住することを選択している。これらの外国人たちは、生活するとき、中国人の近所づきあいを余儀なくされるが、これらの人々はどのようにつき合っているのだろうか。最近、記者は中国人と外国人が混在している北京博雅園という団地を訪ねた。ここの外国人と中国人の近所づきあいの様子を一緒に見てみよう。人民日報海外版が伝えた。
マーチン:「うちの子供は中国料理が大好きだ」
「僕は中国が好きだけど、うちの子供はもっと中国好きで特にここの食べ物が好きなんだ」。マーチン・パウロはドイツ人で、1年前、彼は夫人と子供とともに北京に来た。彼らの子供のパウロは今年3歳。入居したばかりの時、近所の鄭おじいちゃんがお菓子を持ってきてくれた。パウロはこの食べ物にとても興味を抱いた。その後、毎日のように鄭おじいさんの家に遊びに行くようになった。彼の夫人は「私たちはみんな中国料理が好きで、パウロはすっかり「中国胃袋」になったのよ」と笑う。
「私たち夫婦はパウロくんを外孫(外国人の孫)のように思っています」と言いながら、鄭おじいさんはパウロくんと写った写真を見せてくれた。退職する前、彼は主に食品技術の導入に携わっていて、奥さんも外国人とよく交流していた。「主人はいつもパウロにサンザシのお菓子を、私は餃子や麺類、ジャガイモ炒めを作って食べさせていますよ」と鄭さんの奥さんはいった。