きょうの人民日報「微博」--腹部の脂肪が多いほど糖尿病の確率アップ
体重だけを見れば、中国に肥満者はそれほどいない。しかし、腹部の脂肪が全身の脂肪に占める割合が高いほど糖尿病になる可能性が高くなるという研究結果がある。中国人の腹腔内脂肪蓄積量はそれほど多くなく、腹部の脂肪が過剰に蓄積すると、脂肪が心筋組織や脾臓にまで達し、2型糖尿病の原因となってしまう可能性がある。
【中国、糖尿病予備軍約1億5千万人】11月14日は、世界保健機構(WHO)などが設置する世界糖尿病デー。中国には糖尿病患者が約1億人おり、予備軍が約1億5千万人いる。また、20歳以上の成人の糖尿病発生率は9.7%に達し、若い糖尿病患者が日に日に増加している。糖尿病の初期は症状が分かりにくい。早めの発見、早めの予防が大切だ。