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衛星測位システム「北斗」 産業に激変もたらすか? (2)

 華創証券の電子業界アナリストは、「北斗システムは今後、国防・特定業界・大衆向けの3つの領域で展開される。大衆向け、つまり民用市場が主戦場となるだろう」と指摘した。

 民用市場は主に、ナビゲーション産業の川下に集中する。

 長期間に渡り、中国の民用ナビゲーションはGPSによって独占されていた。グルメサイトやチャットアプリなどでは、付近のレストラン・銀行・ホテルを検索し、レストランの評価を書き友人を探すことが可能だが、これらはいずれもGPSのサービスに基づくものだ。

 上述したアナリストは、「北斗システムの参入後、スマートフォンの普及や3Gネットの応用に伴い、日常生活に密接に関連するLBS(ロケーションベースサービス)に基づく携帯ナビゲーションなどの産業は、激変を迎えるだろう」と予想した。

 ◆携帯電話向け地図を巡る競合

 中国衛星ナビゲーション・測位産業は、大きく分けて三つに分類される。川上はチップ、OEMボード、モジュール、アンテナなど、中流は端末・システム集成、川下は販売、運営、サービスなどだ。

 この産業チェーンにおいて、LBSはナビゲーション産業民用市場の新たな成長の原動力となる。

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