世界最大の建機見本市、中国ブランドが技術力アピール (2)
中国企業は数量・品質の面から猛追し、飛躍的な進展を実現した。特に一般的な建機製品の面で急成長し、業界関係者から注目された。しかし専門化された商品の分野において、中国ブランドと世界トップクラスのブランドの間には、依然として差が存在する。
リンドナー会長は、「中国メーカーは過去数年間に渡り、標準化された建機の領域で先頭集団に追いつき、今や真剣に対応しなければならない競争相手になった」と述べた。
独トンネル掘削設備メーカーHerrenknecht AG社のHerrenknecht社長は、「中国メーカーは業界内の魅力的なパートナーで、着実な技術改善により大きな進歩を達成し、競争力をつけている。しかし中国企業の生産する建機は専門化が遅れており、特に一つの専門的な商品の技術が世界トップクラスに達している中小企業は多くない」と指摘した。
Herrenknecht氏は、「当社の生産するトンネル掘削設備には完成品がなく、顧客の要請とプロジェクトの具体的な施工条件に基づきオーダーメイドしている。当社は顧客と直接連絡し、仲介業者を間に挟まない。これは製品の高度な専業化を示す一例だ。技術の経験蓄積は長い道のりを歩む必要がある。メーカーは力を集約し、専門化を実現し、スタートラインから着実に発展していかなければならない」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月19日