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中国の消費の素顔は (2)

 このたび発表された今年10月の社会消費財小売データはいささか寂しいものだったが、発表から2日後の独身の日(11月11日)には消費ブームが大いに盛り上がった。このような対照から、ある種の現実がみえてくる。それは読者も感じていることと思うが、消費の多くがインターネットで行われるようになったということだ。多くの人がコメ・小麦や油、衣類・下着や靴、テレビに携帯電話など、さまざまなものをメーカーがネットに開設したプラットフォームを通じて直接手に入れるようになってきている。

 急速な伸びをみせるネット消費は、まだ完全に統計に組み込まれてはいない。こうした観点からいえば、中国の現在の消費データは低く評価されているといえる。社会消費財小売データという指標の統計対象は、小売業務活動に従事する法人企業、産業活動を行う機関や個人経営商店だ。よって、ネットを利用した小売活動を専門に扱う企業は、単独の調査の対象機関として小売額が統計に組み込まれる。ネットのプラットフォームサービスを提供するだけの機関は小売額の統計の対象にならず、プラットフォームで販売活動を行う企業の小売額は統計に組み込まれる。中国で主流の電子商取引(eコマース)企業は、どこもネットのプラットフォームサービスを提供しており、各商店はこうしたプラットフォーム上で消費者に商品やサービスを提供する。その規模は数兆元に達し、急速な伸びをみせている。

 中国経済の主役が消費になる。これは誰しも望むところだ。実際、中国の経済構造は改善が進んでおり、多くの経済学専門家の予想よりも速いペースで進んでいる可能性がある。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年11月14日

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