このたびリリースされた天猫国際は、海外商品購入の難易度を大幅に引き下げた。天猫国際に入居する企業は、そのオンライン店に専用のチャットアプリを設置し、中国語によるガイドを提供し、かつ中国に販売してからのアフターサービスを提供しなければならない。物流面で、天猫国際は店舗に対して72時間内に出荷し、14営業日内で必着とするよう求めており、さらに物流情報の全過程をフォローさせる。これは消費者がタオバオを利用する時のように、支付宝を使い気軽に輸入商品を購入できることを意味する。
米ビジネスウィーク誌によると、中国のネット通販は力強く発展しており、天猫は昨年11月11日(独身の日)に350億元(約5950億円)の売上を記録した。中国市場に狙いを定める海外ブランドは戦略を変更し、ネット通販を発展計画に入れている。
アリババによると、天猫国際はグループ子会社として独自に経営活動を展開し、同社が新設する国際B2C事業部に所属することになる。同事業部には他にも、「アリエクスプレス」(アリババの海外向けの通販サイト)、台湾・香港などの東南アジアの華人消費者を対象とする「淘宝海外」が含まれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月24日