中国の海外M&A、今後も活発化=トーマツ
世界四大会計事務所のトーマツが発表した、最新の2012年大中華海外M&A報告書によると、中国企業による今年第1-3四半期の海外M&A活動は依然として活発で、海外投資額が過去最高額の522億ドル(約4兆1760億円)に達した。M&A専門家は、「第12次五カ年計画の実施の継続およびその他の要素による影響を受け、中国のM&A活動は今後も引き続き活発化するだろう」と予想した。新京報が伝えた。
同報告書の統計データによると、中国の2012年第1-3四半期の海外M&Aは、前年同期比8.2%減の133件となった。一方で海外投資額は前年同期の449億元から16.2%増の522億ドルとなった。トーマツ中国M&Aサービス担当者の謝其竜氏は、「2012年第1-3四半期、中国の海外M&A活動は引き続き活発化した。中国マクロ経済は先行きが不明瞭だが、そのことに大きな影響は受けなかった」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月16日
日本企業が中国から撤退する可能性高まる
日本の「隠された」経済力を過小評価すべきではない
日本企業の脱中国化、虚と実を分析
日本企業 中国事業の縮小・撤退を検討は8%
釣魚島問題、苦境に立たされた日本企業
中国での日本車販売不振、中国市場の軽視も理由