中国各地の可処分所得が発表 上海が首位に (3)
◆26地区の1人当たり可処分所得の増加率がGDP成長率を上回る
中国国家統計局のデータによると、今年第1-3四半期の中国のGDP成長率をは35兆3480億元に達し、比較可能な価格で計算した場合の成長率は7.7%となった。今年第1-3四半期の都市部住民の1人当たり可処分所得は1万8427元に達し、増加率が前年同期比13.0%に達し、GDP成長率を上回った。
中国新聞網財経チャンネルの統計によると、北京などの26地区の1人当たり可処分所得の増加率が、同地のGDP成長率を上回った。重慶の増加率はGDP成長率と同じく、13.8%となった。同地のGDP成長率を下回ったのは天津のみで、その増加率は10.3%にとどまった。
人民大学経済学院の劉元春副院長は京華時報の取材に応じた際に、「今年第1-3四半期の各地の1人当たり可処分所得が増加した主因は、経済成長だ。また今年の財政政策は移転支出の投入が拡大され、助成金、税収の回収能力が高まった」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月19日