日系車が反転攻勢 困難な時ほど、中国市場を愛するべき (3)
だがあるアナリストによると、世界最大の自動車市場での日本ブランド車の不人気をくい止めるには、営業販売面での場当たり的な措置だけでは不十分で、より多くの措置を採用しなければならないという。
時に残酷で無常な市場においてトップの地位を保ちたいのなら、日本の自動車メーカーは中国の合弁パートナーとともに新車種の導入ペースの加速や中国人消費者との関係改善を進めなければならない。
22日には広州モーターショーの湿度の高い展示会場の中で、日本車の中国での展開に明るい兆しがみえた。
ホンダの浅沼なつのスポークスマンによると、今月初旬以来、中国にあるホンダの自動車展示場を訪れる人の数が目立って増えている。だが消費者にはなお躊躇する様子がみられ、販売価格はまだ釣魚島問題が発生する前の水準に戻っていないという。
また浅沼スポークスマンによると、ホンダと中国の合弁企業は来月から通常の生産体制に戻るという。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月27日