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人類滅亡説に沸き返る各国 企業が商機をつかむ

 人類は本当に、噂されているような「世界滅亡の日」を迎えるのだろうか。仮にそうであれば、2012年12月21日に世界が滅亡するのだろうか。マヤ文明の暦はこの日に一つの区切りを迎えるため、世界が滅亡するとされている。実際に滅亡するかはさておき、「滅亡説」は世界を賑わせている。人民日報海外版が伝えた。

 オーストラリアのジュリア・ギラード首相は今月6日のテレビ番組に出演した際に、世界滅亡の日が訪れることを信じていると語った。これはショッキングな発言に聞こえるが、怖がる必要はない。ギラード首相は某テレビ局の世界滅亡をテーマとした番組のために、イタズラの演説をしたのだ。

 この常に厳粛な表情を崩さない女性首相は、オーストラリア国民にユーモラスな一面を見せた。ギラード首相は同番組に出演し、「我々が最終的に、ゾンビや怪人や怪獣、それからK-POPに全面敗北するとしても、私が皆さんのために最後まで戦うことを知って欲しい」と厳粛な口調で語った。このイタズラ演説により、ギラード首相の支持率が上昇したという。

 政治家が世界滅亡をきっかけに国民の好感と支持を勝ち取る一方で、企業もこの商売繁盛のシャンスを見逃していない。

 メキシコの企業家らはこのほど、「万一に備えて」と名付けた「世界滅亡の日」特別セットを発売した。同特別セットは、生存の必需品、エネルギー補給、記憶の記録等をカバーし、マッチ、十徳ナイフ、チョコレート、思い出を記録するノート、ミネラルウォーター等が含まれる。またブラックユーモアのある企業は、「危機が迫っても生活と芸術を忘れてはならない。テキーラを一本お付けしましょう」と呼びかけた。

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