ケンタッキー「カミナリ行動」で鶏肉の安全保障
【中日対訳】 ファストフード大手のケンタッキー・フライド・チキン(KFC)中国法人はこのほど、「カミナリ行動」と呼ばれる一連の対策によって、既存の鶏肉サプライヤーの管理システムを全面的に強化し、安全な鶏肉の供給を保障することを明らかにした。「人民日報」海外版が伝えた。
カミナリ行動は▽供給源であるサプライヤーの管理▽企業の自主検査プロセスの再設計▽情報公開、の3点で構成され、かつて注目を集めた「速成鶏事件」があぶり出した問題点の真剣な分析を踏まえてうち出された「治療処置」であり、鶏肉の安全を守る科学的で全面的なシステムの構築に向けた努力の一環だ。
ケンタッキーの親会社である米ヤム・ブランズ社の中国事業部の蘇敬軾主席兼最高経営責任者(CEO)によると、お客様にケンタッキーで安心できる安全なフライドチキンを食べていただくことがわれわれの責任であり、みんなの願いでもある。今回の事件は鶏肉の供給チェーンに一連の安全リスクがあることを教えてくれた。「カミナリ行動」は最短の時間で対策を完了させようというわれわれの決意を明らかにするものであり、現在、個別の取り組みが進められているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月26日