2013年2月27日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:19 Feb 27 2013

シャープと鴻海の間に溝 交渉が難航 (2)

 近頃、両社の交渉決裂の情報が再び伝わっている。業界関係者は、シャープと鴻海の資本提携に期待しないと表明した。全国消費電子チャネル商連盟の呉咸建秘書長もまた、鴻海は経営権・管理権を求めているが、シャープがこれに応じることはないと指摘した。

 ◆膠着の裏側にあるもの

 関係者は、「両社の提携交渉が決裂した場合、それは両社の取引価格に関する意見の不一致によるものだ。もう一つの原因は、経営権や会社の戦略レベルの意見の不一致であり、交渉の大きな障害になるだろう」と分析した。

 シャープの経営データによると、2012年12月31日までの第3四半期の営業利益は26億円に達し、四半期ベースとしては2011年第2四半期以来初の黒字となった。第3四半期の純利益は367億円の赤字となったが、前年同期の1736億円から大幅に縮小した。

 家電業界コメンテーターの劉歩塵氏は、「シャープの最近の業績・株価を受け、社内では鴻海に当初提案していた株価について異なる意見が出ているはずだ。当初の低すぎる価格に同意できないとしても、おかしなことではない」と分析した。

 劉氏は、「シャープは2011−2012年に巨額の赤字に陥り、為す術がない状態であった。現在は業績がやや持ち直し、冷静に検討した結果、かつての決定に調整を行ったはずだ。そのためシャープと鴻海の提携は、実現する可能性も物別れに終わる可能性もある」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年2月27日

[1] [2]



大気拷問の咳き込む経済成長パターン

米学者、中国経済は「日本式の不況」に陥ることはない

日本の空気清浄機 エアコンより高価でも大人気

日本で公費を使った大宴会が少ないのはなぜ?

日本企業 中日関係悪化で深刻な影響

日本家電の衰退は、中国家電の台頭を意味するわけではない

中国、マネーサプライ急増が意味するものとは?

「中国は世界最大の紙幣印刷機」との見方に専門家が反論

日本、ミャンマーと関係強化へ 東南アジアシフトの予兆か

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古