2013年3月14日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:15 Mar 14 2013

ソニー 携帯・テレビ事業の融合で巻き返しを図る

 世界最大級のモバイル通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス 2013」において、ソニーの平井一夫CEOは、「ソニーモバイルコミュニケーションズは、ソニーの多元化業務をモデルとし、最高のスマートフォンの体験を提供するメーカーだ。2013年はソニー、そしてソニーモバイルコミュニケーションズが、突破口を見出す一年になる。ソニーのテレビ・携帯電話事業の技術・コンテンツ・アプリなどを融合させ、ユーザーに見る・聴く・遊ぶ・創造するという唯一無二の体験を提供する」と語った。広州日報が伝えた。

 ソニーは3月6日、4KテレビのX9000Aシリーズを含む春の新商品を発表した際、Xperia端末との融合を強調した。業界関係者は、「16年間で最大の赤字、時価総額の激減を受け、ソニーはモバイル事業による突破を必要としている。中でも携帯電話が特に重要になる」と指摘した。

 ■携帯電話によるテレビのスマート化

 栗田伸樹ソニー中国代表は、「ソニーのミドル・ハイエンドテレビ新商品は今回、スマート接続ソリューションプランを提供する。これにはMHL(モバイル機器向けの高速映像伝送用として開発された新しいインターフェース規格)、ワンタッチミラーリング、TV SideView(セカンドスクリーンアプリ)が含まれ、テレビとモバイル機器の接続性能を強化し、ユーザーにスマート化された体験を提供する」と語った。

 携帯電話はMHLを通じてテレビと接続し、HDコンテンツをハイビジョンテレビで表示することが可能だ。またテレビで携帯電話の各種アプリを使用し、動画・画像・音楽などのコンテンツを楽しめる。ユーザーはさらにテレビのリモコンを用い、スマートフォン内のコンテンツや互換性のあるアプリを閲覧できる。同機能は現在、4Kテレビを含む9シリーズの新商品と、ソニーの複数のスマートフォンをカバーしている。

 スマートフォン「Xperia」はNFC(近距離無線通信規格)のワンタッチ機能を利用することで、無線ルーターや複雑な設定なしで、スマートテレビとのワイヤレス接続が可能になる。BRAVIA液晶テレビは、携帯電話の画面の内容を鏡に映すようにしてコピーし、閲覧することが可能だ。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古