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中国の経済成長ペース 最低ラインは7%

 全国人民代表大会財政経済委員会の賀鏗副主任は16日、現在政府にとって鈍化する経済成長ペースの最低ラインは7%だとの見方を示した。賀副主任は清華大学中国・世界経済研究センター(CCWE)の李稲葵主任に続き、経済成長の最低ラインについて公開の場で予測をうち出した二人目の専門家だ。予測値は二人とも7%だった。「経済参考報」が伝えた。

 賀副主任は第49回「経済毎月談」に出席した際、「私のみるところ、経済成長鈍化の最低ラインは7%だ。なぜ7%なのかといえば、今年は(経済成長の目標を)7.5%と確定しているからだ。7.5%前後と言った場合、必ずしも7.5%に到達しなければならないわけではなく、前後(を浮動するの)であればよいのだ」と述べた。

 賀副主任によれば、昨年以来、リスク防止が安定的な成長よりも重要で目立った問題となり、中国経済は金融危機さえ発生しなければ、大きな問題ではないとされた。経済成長の目標を7%に引き下げ、国内総生産(GDP)をめぐってあれこれ手を打つことをやめ、経済成長を喚起するための措置をうち出すことばかり考えるのをやめるべきだ。国民の生活や供給、個人所得の引き上げをめぐってさまざまな手を打ち、経済をゆっくりと回復させ、健全に発展させることこそ必要だという。

 李主任の予測によると、政府にとって当面の経済成長ペース鈍化の最低ラインは7%だという。現在の情況から考えて、安定的な成長の最低ラインとは雇用であり、今の中国では一般的な就職状況はそれほど悪くなく、重要なのは大学卒業生の就職、または若年ホワイトカラー層の就職だ。こうした人々の雇用を確保するため、現在の情況から考えると、7%の成長率がおそらく最低ラインになる。この数字は経済構造の変化や労働力市場の変化に合わせてどんどん変化していくという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年7月17日

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