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北京の住宅価格、今後も続騰か ノーベル賞受賞者が予想

 2013年ノーベル賞受賞者北京フォーラムに出席したノーベル賞受賞者が11日、本紙の独占インタビューに応じた。「ユーロの父」と呼ばれるロバート・マンデル氏は北京市の住宅価格について予想し、「バブル型の都市とは異なり、北京では大規模な住宅価格下落が生じることはなく、将来的に下落することもない」と指摘した。京華時報が伝えた。

 ◆北京の住宅価格 経済法則に合致

 ロバート・マンデル氏(米国人)は1999年にノーベル経済学賞を受賞した。マンデル氏は固定為替相場制と変動為替相場制下における経済安定に有利な、通貨と金融を結びつけた理論枠組みを提案し、欧州通貨単位の第1次プランの作成に参与した。

 ユーロの父と呼ばれるマンデル氏は11日、北京の住宅価格に関心を示し、次のように指摘した。

 経済学における需給関係から見ると、住宅価格の高騰は供給が需要を下回っていることによるものだ。北京には住宅を購入しようとする人が多いため、不動産業者は絶えず土地を取得しなければならない。そうなれば土地の供給価格が上昇し、住宅価格の高騰を招く。

 中央政府の各部門が北京に集中している。バブル型の都市とは異なり、北京に大規模な住宅価格下落が生じることはなく、将来的に下落することもないだろう。政府は将来的に土地の供給を引き締めることになり、これが住宅価格の高騰の原動力になる。市場のある種の投機的な行為が短期的な下落を生じさせる可能性はあるが、その後は上昇するだろう。北京の100平方メートルの一般的な住宅の価格が300万元(約4800万円)に達しているが、これは確かに受け入れがたい数値だ。

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