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WTOが初の世界的合意

 インドネシア・バリ島で開催されていた世界貿易機関(WTO)の閣僚会議は7日昼(現地時間)、WTO発足後初となる世界的な貿易合意を盛り込んだ「バリ閣僚宣言」を採択し、閉幕した。

 今回の合意は貿易の円滑化、農業、綿花、開発など4議題計10件の文書からなり、通関手続きの簡素化、食糧安全保障面で途上国により多くの選択権、後発途上国の貿易発展支援などの内容を含む。

 合意は回復困難な世界経済に新たな活力を与え、途上国にも利益があると見られる。国際商業会議所(ICC)は合意によって世界の貿易額は9600億ドル増加し、2100万人の雇用が創出されると予測する。

 WTOのアゼベド事務局長は「昼夜の別ない困難な交渉を通じて、各国は政治的意志と柔軟性を示した。合意に達して、多角的貿易体制に対する各国の自信が立て直された」と表明した。

 中国は常に交渉を促進する役割を果たし、できる限りの柔軟性を示した。中国代表団の担当者によると、今回の合意は12年間にわたるドーハ・ラウンドの困難な交渉を通じて形成された普遍的な共通認識を踏まえて達成されたもので、WTO交渉に対する人々の自信を強化するうえでも、ドーハ・ラウンドの最終的妥結にもプラスだ。

 WTOの最高決定機関である閣僚会議は通常2年に1回開催される。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月8日

 

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