工業企業増加値、11月は10%増
中国国家統計局が10日に発表した報告によると、11月の一定規模以上の工業企業 (国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業)の増加値(価格要素を除く)の前年同月比の実質増加率は10%に達し、10月より0.3ポイント低下した。1-11月の全国一定規模以上工業企業増加値は、前年同期比9.7%増となった。新華社が伝えた。
業界別に見ていくと、全国41業界のうち39業界の増加値が、11月に前年同月比で増加した。そのうち自動車製造業は20.3%増、電力・熱エネルギーの生産・供給業は6.1%増となった。製品別に見ていくと、全国464種の工業製品のうち、307種が前年同月比で増加し、そのうち発電量が6.8%増となった。
1−11月の全国固定資産投資額(農家を除く)は前年同期比19.9%増の39兆1283億元となり、増加率が1−10月より0.2ポイント低下した。11月の固定資産投資額(農家を除く)は、前月比1.47%増となった。そのうち全国民間固定資産投資額は23.2%増(0.2ポイント低下)となり、固定資産投資額に占める比率が63.5%となった。
1−11月の全国不動産開発投資額は前年同期比19.5%増の7兆7412億元となり、増加率は1−10月より0.3ポイント上昇した。そのうち住宅投資額は19.1%増となり、不動産開発投資額に占める比率が68.6%に達した。1−11月の分譲住宅販売面積は20.8%増の11万807平方メートルとなり、増加率が1ポイント低下した。11月末現在、全国分譲住宅売家面積は4万6806平方メートルで、10月末より1444万平方メートル増加した。11月の不動産開発景気指数は96.38で、前月より0.5ポイント低下した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月11日