政治局会議開催　2014年の経済任務を検討

　中国共産党中央政治局は3日、会議を開き、2014年の経済任務を分析・研究し、第2回全国土地調査状況の報告を聴取した。中共中央委員会の習近平総書記が会議を主宰した。新華社が伝えた。

　▽今年の経済：主要目標を順調に達成

　会議では、今年年初から国内外の状況は複雑を極め、中国経済の発展はここ数年でまれに見る複雑で苛酷な局面に直面したとの認識が示された。党中央と国務院は、全国各民族の人々を率いて、党18回大会の精神を貫徹し、安定の中で進歩を求めるという全体的基調を堅持し、着実な成長と構造調整、改革促進の統一的な計画を堅持し、安定したマクロ政策と柔軟なミクロ政策、拠り所のある社会政策との有機的な統一を堅持し、政策の安定力を維持し、調整やコントロールの方向性や方式を革新し、一連の革新的な政策措置を打ち出し、経済社会の発展は安定の中で進歩を実現し、安定の中で良い方向に向かい、通年の主要目標は比較的順調に達成される見込みで、今後に向かっての良好な滑り出しを実現した。

　▽来年の経済：安定の中で進歩を求めるという全体的基調を堅持

　会議では、中国の発展が直面する国際環境と国内の条件にはいずれも深刻で複雑な変化が生まれており、試練とチャンスが併存しているとの認識が強調された。経済発展が長期的に良い方向に向かっているとの基本的な局面は変わっておらず、これを支える新たな状況やチャンスも少なくない。また党の第18期中央委員会第3回全体会議（三中全会）が改革の全面的深化に対して全体的計画を行ったことで、発展の内生的な動力と活力がさらに引き出されようとしている。