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富豪のお見合い 面接試験や料理の実技まで

23日、北京三里屯SOHOのあるレストランを面接会場に「改装」する中国企業家独身者クラブの担当者。昼から午後にかけて独身女性169人が富豪の「パートナー」を求めて訪れ、10人が一次面接を通過した。

 中国企業家独身者クラブの担当者によると、彼らのクラブには富豪の会員が48人おり、そのうち10人以上がこうした方法を通じて配偶者を見つけたという。彼らの定義する富豪とは、ある企業で生産・販売規模が1億元以上あるもので「不動産の登記簿や納税証明など、関連の証明書提出を要求しています」という。同クラブの富豪の半数は未婚、残りの半分は離婚した独身者で、平均年齢は41歳。

 23日の面接は外見、生活、感情、慈善という4段階に分かれ、各段階で面接試験官がいる。「女性の外見が重要であることは否定しない。少なくとも見た目が不快感を与えないこと、これが第一関門だ。」同日応募した女性の多くは若くて美しい女性だったが、中には43歳の女性もいた。「生活」の面接は実技で、ジャガイモの千切りとサラダ作りが課題だ。「ジャガイモの千切りは一目で腕前がわかる。」応募女性の多くはこの課題を突破した。「慈善」のステップは「孝行の気持ちについて調べるものだ。自分は不孝者だと自分から言う人はいないでしょうから。」

 「こうやって面接した上で初めて恋愛するなんて、遠回りだと思いませんか」と応募者に尋ねると、回答しない人が多かった。外国から帰国した趙さんによると、彼女自身も小さな会社の社長で、仕事が忙しくて結婚相手を見つけている時間がないという。「世間ではこうした富豪のお見合いについて取り沙汰されるが、これも一つの方法だと思う。」彼女自身は、こうした男女が不平等な状態でのお見合いは、発言権がない女性にとっては確かに不公正だと感じると語った。「北京晩報」が伝えた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2012年12月25日

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