神戸ルミナリエ、ゆっくり楽しんで 障害者を開幕前招待
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神戸ルミナリエのハートフルデーを楽しむ人たち |
6日に開幕する光の祭典「神戸ルミナリエ」を障害のある人にゆっくり楽しんでもらおうと、恒例のイベント「ハートフルデー」が4日夜、神戸市中央区の東遊園地で開かれた。
主催の組織委員会が招待した障害者と介助者ら約1万5千人が訪れた。午後6時半、光の記念堂「カッサ・アルモニカ」と光の壁掛け「スパッリエーラ」が点灯すると、一斉に歓声が上がった。
夫(36)と一緒に京都府から来た藤田明子さん(37)は「また今年も1年間生きられたことを実感しました」。股関節やひざの軟骨がすり減り、関節の痛みが強くなる進行性の病を患っている。「できることが少なくなるのはつらいけど、毎日がんばろうと思っています」と語った。
神戸ルミナリエは6-17日の12日間、旧外国人居留地と東遊園地で開かれる。
asahi.com 2012年12月5日
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