笹子トンネル上り線、2月下旬にも完全復旧へ 中央道
笹子トンネル(山梨県)天井崩落事故で上り線が通行止めになっている中央自動車道を、国土交通省が来月下旬にも完全復旧させる方向で検討していることが9日、わかった。山梨県警の現場検証が終わり、復旧工事に着手できる状態になったためだ。
国交省による事故原因調査の進捗(しんちょく)にあわせてコンクリート製のつり天井を撤去し、換気設備を設置する。昨年末に下り線を対面通行させる仮復旧で設置したセンターポールも撤去する。
山梨県によると、事故の影響で観光客が例年より2割程度減っており、早期の全面復旧を国交省に要望していた。
asahi.com 2013年1月9日
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