若いエンジニアがミニブログで「おくりびと」に
日本の映画「おくりびと」で主人公の小林大悟は所属する楽団が解散してしまった後、家族には内緒で納棺師として働き始める。福建省の1985年生まれの男性の林さんは「逝者如斯夫dead」というミニブログを開設し、「おくりびと」のように死者を見送っている。2011年7月3日の最初の記事からほぼ全ての記事はこの世を去った人についてかかれており、1年半の間に802人の死者が彼の文章によって「おくられて」いる。
林さんはプログラマーだが、2011年の百視通COO呉征氏の死去がきっかけでミニブログを始めた。目的は「死者に注目し、生前のエピソードを調べて発表しているだけ」だと語る。林さんは自分の行動を「簡単なことだ」と語り、こうした行動の意味を尋ねられると「もしある僧侶が鐘をついているのを他人が見たら、実際には僧侶は何も考えていないとしても、そこに禅の意味を読み取るだろう。私がしているのも同じようなことだ」としている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年2月1日