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廃棄物がエネルギーに 中国で関連技術が普及 (3)

 ◆脱穀後の茎がバイオエタノールに

 秋の収穫後、畑は一面の荒れ地と化し、脱穀後の茎のみが残される。これらの茎は燃焼により灰になる運命だが、その際に有毒の有害物質が排出され、大気を汚染し健康を損ね、時には火災を引き起こす。

 中国科学院過程工程研究所バイオマス工程研究センターの陳洪章主任は、この廃棄物とされているモノが、バイオエタノールを生産する絶好の原料になるとしている。

 バイオエタノールは期待が寄せられている持続発展可能なエネルギーの一つだ。バイオエタノールは高発熱量の燃料で、一定比率に基づきガソリンと混ぜることで、エンジンを改造することなく純粋なガソリンと同じく使用できる。現在道路を走っている自動車は「油」を飲んでいるが、将来的には「アルコール」を飲むだけで良くなるかもしれない。

 その他の再生可能エネルギーや石油代替エネルギーと比べ、バイオエタノールは中国で早くから発展しており、大規模な市場を持つ。中国の自動車用バイオエタノール産業は、2010年に生産量が180万トンに達し、ブラジルと米国に次ぐ世界3位のバイオエタノール生産国・消費国になった。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年9月5日

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