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中国スマホ市場、外国製OSが90%超 独自OSの開発が課題

 統計データによると、中国の既存のスマートフォンのうち、Android、Symbian、iOSなど外国製OSが少なくとも90%以上を占めている。「中華酷聯」などの国産スマホは国内市場で半分のシェアを占めているが、そのほぼすべてがAndroidを搭載している。専門家は「市場普及の難易度を鑑みると、国産携帯電話OSの同局面の打破には、各方面からの力強い支援が必要となる」と指摘した。新華網が伝えた。

 市場調査会社のiiMedia Research社のデータによると、中国のスマホユーザーは今年第2四半期(4-6月)、2億9000万人に達した。スマホ普及の流れの中、Androidが中国スマホ市場の真の覇者となった。

 国産OSの不足により、どのような結果が導き出されるだろうか。まずは、中国の産業の安全が脅かされる。次に、国家が使用するOSの安全性が保証されない。それから、Androidそのものの欠陥も広く指摘されている。

 専門家は「過去20年間、マイクロソフト社のOSはコンピュータ用OSの中で主導権を握っていた。現在はモバイルネットの時代が到来し、スマホOSの安全リスクに注意が必要となった。中国は教訓を活かし、国産OSの開発を急ぐべきだ」と警鐘を鳴らした。

 中央財経大学民生経済研究センターの李永壮主任は「携帯電話用の国産OSの開発は計画を統一化し、研究開発支援、市場ルートの開拓、アプリ開発、政府調達等の面から着手するべきだ。また整った産業生態システムを構築し、モバイルネット時代の要衝を占めるべきだ」と提案した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年11月27日

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