大気汚染の深刻な都市リスト、毎月公表へ
中国国家環境諮問委員会・中国環境保護部(環境保護省)科学技術委員会第7回全体委員会議が5日開かれ、中国環境保護部の呉暁青副部長が状況報告を行った。それによると、全国74都市(北京・天津・河北省、長江デルタ、珠江デルタの都市・省都・計画単列市)は2012年より新たな「環境大気品質標準」に基づき、大気品質をモニタリング・評価している。分析・格付けにより、74都市のうち1月の大気汚染が最も深刻だった10都市は、◆台、石家庄、保定、邯鄲、廊坊、衡水、済南、唐山、北京、鄭州となった。大気汚染が最も軽度だった10都市は、海口、福州、舟山、アモイ、恵州、肇慶、深セン、昆明、拉薩(ラサ)、珠海となった。人民日報が伝えた。
呉副部長は、「中国環境保護部は今後、毎月上旬に前月の大気汚染が最も深刻だった10都市、最も軽度だった10都市のリストを公表する。74都市のうち、重度大気汚染緊急対策を実施していたのは北京・上海・鄭州のみで、多くの都市がこれを実施していなかった」と述べた。(編集YF)
*◆は刑のへんにおおざと
「人民網日本語版」2013年2月6日