北京 爆竹使用指数を公表、気象・大気質に基づき判断
【中日対訳】 北京市の五環路内にある各販売所で5日、春節用の花火・爆竹の販売が開始された。同日、これまでの服装指数、洗車指数に加え、新たな気象指数として「花火・爆竹使用指数」の公表が始まった。気象条件が悪い日に、より安全かつ合理的に花火や爆竹を使用するよう市民に促す目的だ。人民日報が伝えた。
花火や爆竹の使用に影響を与える各気象条件に基づき、同指数は(1)花火や爆竹の使用に適しているが、安全に注意する(2)花火や爆竹の使用にあまり適さない。できるだけ量を減らし、安全に注意する(3)花火や爆竹の使用に適さない。できるだけ使用しない--の3段階に分かれている。
同指数は未来の気象条件および大気質の変化に基づき、花火や爆竹の使用に適しているかどうかを予測している。個々の気象要素は独立しているわけではないため、総合的に考慮しなければならない。例えば風力が強く、湿度が低い場合は、汚染物質が停滞しにくいが、火災が起き易いため花火・爆竹の使用には適さない。逆に、大気が安定し、湿度が高い場合も汚染物質が停滞しやすいため、大気質という点から考慮するとやはり適さない。スモッグの日に花火や爆竹を使用すれば大気汚染は悪化する。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月6日