米国在住の中国人、メガネ型端末「グーグルグラス」を体験
浙江省出身で、現在は米シリコンバレーで働く鄭峻さんは4月25日、念願だったグーグル社のメガネ型端末「グーグルグラス」を手に入れた。グーグルグラスは「新たなモバイルインターネット時代を切り開く」とも噂されるハイテク端末だ。本紙記者はこのほど鄭さんに取材し、早速グーグルグラスの体験報告を送ってもらった。体験報告の内容は次の通り。銭江晩報が伝えた。
▽外観は「驚くほどきれい」、装着しても目立たず隠し撮りに便利?
箱を開けると、グーグルグラス本体、専用ポーチ、マイクロUSBの充電コードとアダプタ、交換可能な鼻パッドが出てきた。このほか、シーンに応じて取り付け可能な2種類のバイザー(サングラスと透明)が入っていた。本体を取り出し、装着してみたところ、フレームはかなり柔軟に曲げられたが、折りたたむことはできなかった。携帯時はポーチに入れる必要がある。本体には3つのボタンがあり、前から順に撮影、電源、骨電動のボタンだった。サングラスをつけると外からはあまり目立たず、隠し撮りに便利だ。
▽音声認識の精度はSiriを上回る
発音が悪いと聞き取ってくれないアップルのSiriとは違い、グーグルグラスの音声認識の精度は驚くべきものだ。ドライブ中でも直接メールを送信したり、ウェブサイトやメールをチェックしたり、天気や場所を調べたり、リアルタイムでナビゲーションサービスを利用することもできる。