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中国の宇宙-地球通話技術 初の宇宙授業をサポート

 習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)はこのほど北京宇宙飛行制御センターを訪れ、ドッキング目標機「天宮1号」で任務遂行中の宇宙飛行士、聶海勝氏、張暁光氏、王亜平氏らと通話を行った。人民網が伝えた。

 中国中央テレビ(CCTV)によると、中国の宇宙―地球通話技術は幾度もの変革を経ており、2003年に楊利偉氏が神舟5号で宇宙飛行した時から同技術が正式に使用された。しかし当時の同技術は始まったばかりで、バンド幅が狭く、一方向のテレビ通話しか実現できなかった。また画質が悪く、通話場所による影響を受けやすかった。飛行制御センターの制御エリアに入らなければ、通話が不可能だったのだ。

 データ中継衛星「天鏈1号」の1号機となる01星が2008年に、02星が2010年に打ち上げられ、中国の宇宙―地球通話技術が第2段階に入った。神舟9号はその新性能を示し、宇宙―地球の双方向のテレビ通話を実現した。またバンド幅の改善により、映像がより鮮明になった。

 これに続き、天鏈1号の03星が2012年に打ち上げられ、宇宙―地球通話技術が第3段階に入った。03星は01星・02星とグローバルネットワークを構築し、中国第1世代中継衛星のシステムを正式に構築した。この3基の衛星は、中国の宇宙観測制御のカバー率を100%に近づけた。神舟10号による「宇宙授業」は、この新性能によるものだ。初の宇宙授業は順調に進められ、宇宙・地上の交流を促進した。40分余りの授業の間、画質は鮮明で途切れることもなかった。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年6月25日

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