最大規模の太陽熱蓄熱式暖房プロジェクト、河北省で竣工
2万トン級の中国最大規模の太陽熱季節性蓄熱式暖房プロジェクトが、このほど河北省石家荘で竣工した。これは中国太陽熱業界が、給湯システムでの応用から暖房産業化の段階に入ったことを示す。同プロジェクトは太陽エネルギー業界としては唯一の上場企業である四季沐歌が全体設計を担当し、6万9000本の真空管を使用し、集熱面積が計1万1600平方メートルに達した。また89トンのウォータータンク228個を使い、蓄熱容量が2万トンに達した。太陽熱蓄熱システムの使用寿命を15年間として計算し、暖房供給期以外の熱エネルギーの損失を除くと、同プロジェクトは2万7000トンの二酸化炭素の排出を削減し、7000万キロワット時の電力(標準炭換算で1万トン弱)を節約できる。人民日報海外版が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月15日