3Dプリンタ並列型ロボット、中国科学院重慶分院が開発
設定されたプログラムに基づき出力する3Dプリンタ並列型ロボット=12月3日 |
中国科学院重慶分院はこのほど重慶市で、3Dプリンタ並列型ロボットの開発に成功したと発表した。同院のロボット技術研究センターの鄭彬副主任は、「3Dプリンタとして用いられる工業ロボットには、直列型と並列型がある。前者は高負荷で稼動範囲が広いが、コストも高くつく。後者は稼働速度が速く、精度が高く、価格も割安だ。今回開発された3Dプリンタ並列型ロボットは、直径220ミリの製品を製造でき、精度も比較的高い。同ロボットの価格は10万元余りで、主に模型の印刷・製造、芸術品の加工などに使用される。同ロボットが採用した印刷方式はクラッディング型で、印刷速度は毎秒5センチメートルに達する」と説明した。新華社が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月4日