中国核工業集団公司が25日に明らかにしたところによると、中国核動力研究設計院が担当した「超臨界圧水冷却炉技術の研究開発(第一段階)」プロジェクトが3年間の研究を経て、このほど中国国家国防科技工業局の検収に合格した。同プロジェクトが示した超臨界圧水冷却炉の全体的な技術路線は、中国の超臨界圧水冷却炉の発展に明確な方向性を示した。同プロジェクトは超臨界圧水冷却炉原発の設計・関連技術の研究、超臨界圧水冷却炉の実験および実験に関する技術の研究、超臨界圧水冷却炉の材料の研究などの面で、豊富な成果を手にした。光明日報が伝えた。
超臨界圧水冷却炉は世界で公認されている、最も発展の将来性が高い6種の第四世代原子炉の一つであり、燃料の利用率が高く、取り扱いが容易で、冷却炉の熱効率が高いといった長所を持つ。同設計院は2010−2012年にかけ、関連研究を実施した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月27日