5月20日は世界計量記念日だ。中国計量試験学会は同日北京で「2014年計量試験科学技術成果報告会」を開き、「新中国計量史」を初めて発表した。中国国家質量監督検験検疫総局の支樹平局長は、「近年わが国の計量科学技術の進展は、国際計量界からも注目されている。例えば中国が開発した量子ホール効果抵抗基準の精度は世界水準の10倍に達しており、世界一となっている。セシウム原子噴水時計の誤差も、1500万年で1秒未満となっている。これは中国が、独自の整ったクロック周波数システムを持つ、世界でも数少ない国の一つになったことを意味する」と説明した。光明網が伝えた。
支局長は、「計量は国家の革新的な競争力の重要なシンボルの一つになっている。計量の精度が高まるにつれ、関連分野の測量、科学機器の進歩と技術革新が促進される」と語った。今回の報告会では、約130の計量基礎研究プロジェクトおよび計量試験技術の応用プロジェクトが展示され、エネルギー、環境保護、海洋、医療、国民生活、電力など10以上の分野が含まれた。これらのプロジェクトは各分野で活用され、経済・社会効果を形成している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月21日