劉丁寧さん。 |
遼寧省の大学統一入学試験で昨年、文系最優秀の成績を修めた劉丁寧さんは香港大学に入学して1カ月で、72万元(約1172万円)の全額奨学金を放棄して退学し、浪人して北京大学中国語学部への入学という夢を再び追求することを決定した。今年、彼女は666点という得点で再び遼寧省の入試で文系最優秀の成績に輝いた。中国新聞網が伝えた。
「元々、北京大学の中国語学部に進学を希望していたが、家族や先生の意見を聞いた上で香港大学への進学を決めた」。2013年の新学期が始まってわずか1カ月で、劉丁寧さんは香港大学を退学し、浪人生活に入った。劉丁寧さんと家族は退学について多くを語らなかったが、多くのメディアが遼寧省の文系最高得点を獲得し、名門校の全額奨学金を放棄した彼女について報道した。
劉丁寧さんによると、「経師」の中にある「中華文化の継承を任とする」という言葉に心を奪われたという。彼女が明確な目標と方向性を持つことは間違いなく、最終的にはやはり自分の希望に従い、北京大学という目標のために再び奮闘することとなった。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月24日