日本の京セラドキュメントソリューションズ株式会社は17日、広東省深セン市で部品の調達と開発を担当する新会社・京瓷事務設備科技(深セン)有限公司(京セラドキュメントテクノロジー(深セン)有限会社)を設立したことを明らかにした。16日から業務を開始しているという。新華網が伝えた。
京セラドキュメントソリューションズは世界トップクラスのドキュメントイメージ化のソリューション提供企業であり、作業プロセスの改善やビジネス効率の向上に力を入れている。京セラのプリンター複合機(MFP)は従来のプリンターとコピー機の応用モデルをうち破り、医療、教育、金融、製造など幅広い分野で応用され、クラウドサーバー、モバイル設備、専用のネットワークシステムなどとの接続や一体化利用が可能だ。グローバル市場で絶え間なく増加する専門的なニーズに継続的に応えるため、京セラは製品性能の一層の向上を目指している。新会社の設立は、製造力を強化するための重要な措置であり、新型の高品質部品の調達、研究開発の推進、高品質製品のタイミングよい発表に基づく京セラの市場戦略を体現するものといえる。
新会社の増田貴久総経理(社長)によると、東南アジアの部品製造基地である中国華南地区には、部品製造業の優れた人材が集まっており、新会社は現地の部品サプライヤーと深いレベルで協力し、質のコントロールと供給チェーンのシステムをめぐり新たな部品製造への技術的支援と指導を提供することを通じて、互恵の協力関係を構築していきたい考えだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年6月24日