欧陽氏は、「とんでもない値が付けられているが、コストがそれほど高いわけがない。製品は現在、予約販売のみの提供となっている。気になった方はブックマークに追加し、注目し続けて欲しい」と述べた。
欧陽氏がアップデートした商品の画像を見ると、赤のユニフォームを着たスアレスが口を開き、ビール瓶の栓に飛びかかろうとしている。人形の足には、携帯に便利なチェーンを取り付ける場所がある。
◆肖像権の問題も
欧陽氏は、「栓抜きのアイデアは、ウルグアイとイタリアの試合から得られた。ウクライナのスアレスは試合中に、相手選手に噛み付いた。私は友人と試合を見ていたが、商売を手がけている友人がこれまでのスアレスの行為を思い出し、その歯を使い栓抜きを作ることを考えた」と説明した。
欧陽氏とその友人はこのアイデアを元に、CGで作った画像をアップデートした。欧陽氏は、「今は肖像権に悩まされている。栓抜きを生産するのは簡単だが、本当にスアレスのイメージを使い生産するならば、肖像権が問題になる。許可無く使用すれば、権利侵害になる。スアレスをキャラクター化したり、その他のキャラクターを使用すれば、当初のアイデアとはかけ離れたものになる」と悩ましそうだ。
欧陽氏は、「この製品は普通の平らな栓抜きとは異なり、てこの支点を見つけにくい。人形を使った栓抜きは見栄えが良いが、使用効果については検証する必要がある。友人はこの商品を生産し、ファンに提供するため努力するはずだ」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月30日