ウクライナ東部ドネツク州の墜落現場。 |
乗客・乗員295人を乗せたマレーシア航空のMH17便が17日、ロシア国境付近のウクライナ東部で墜落した。同機は撃墜されたとの見方も出ている。この事件を受け、国連は17日、安全保障理事会(安保理)が緊急会合を実施することを公表した。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は同事件に対する徹底的な調査を求めた。中国新聞網が伝えた。
安保理の議長国を務めるルワンダの国連常駐代表は、「緊急会合は、米国東部時間18日午前10時(日本時間夜11時)に行われる。会合開催は英国国連常駐代表の要求によるもの」と明らかにした。
潘基文事務総長は17日、ニューヨークの国連本部で臨時記者会見を開き、被害者の家族と友人、マレーシアの人々に対して深い慰問の意を表明したほか、「国連の専門機関である国際民間航空機関(ICAO)と共に、報道を注視している。徹底的に透明性が確保された国際調査が必要なのは明らかだ」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年7月18日