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国家観光局駐日事務所:若者に向けた日本観光促進事業を展開 (2)

インタビューシリーズ「日本で活躍する中国企業・機構」

人民網日本語版 2014年07月31日11:09

今年7月、長崎県で行われた中国観光文化資源普及活動でプレゼンテーションする張西竜代表

▽日本での観光促進の主軸は文化 若者の交流を重視

近年、中国国家観光局駐日事務所は日本各地方自治体と協力し、様々な形式の交流活動を展開し、中国の観光資源のプロモーションに努めている。日本のキャンパスにも出かけ、演劇や中国書画、民族音楽などの中国の伝統文化を日本の若者に紹介し、日本の地方の人々、とりわけ日本の若者の中国に対する理解を深める事業も展開している。張代表によると、国家観光局の日本での観光促進活動は、中国の伝統文化を主軸とし、自ら発展し世界に貢献する調和的で友好的な現代中国のイメージを日本に積極的に伝え、観光国・中国のイメージの形成をはかっている。

今後の活動計画としては、中国を訪れる日本の観光客数がいくらか減っていることを念頭に、新メディアを積極的に利用し、日本市場に対するプロモーションを拡大し、日本の地方自治体や各友好団体との関係を強化し、地域の観光協力交流と日本友好団体の中国訪問人数を増やし、両国の若者の交流に着手し、日本の修学旅行での中国訪問の成長をはかることなどが挙げられる。

張代表はインタビューで、両国の若者の交流を促進することの重要性を特に強調した。若者は両国の将来の発展と平和友好関係の土台であり、国家観光局の近年の日本でのプロモーション活動も、日本の教育機構や青少年保護協会などとの関係を積極的に発展させ、日本の若者の修学旅行の分野に焦点を当てたものとなっている。日本政府は海外への修学旅行を教育大綱に入れている。日本の若者を中国への修学旅行に引きつけることは、中国を若者自身が感じることを可能とし、両国の若者が客観的かつ公正に相手側を認識することにもつながる。

張代表は1990年から3回にわたって日本での勤務に派遣され、中国の日本観光の成長が最も急速な時期を体験し、両国の観光交流の波が最も大きい時期を体験した。張代表は日本で仕事をすることで、両国関係が緊張している時こそ、両国の人々の相互理解を促進する必要があることを知ったという。同時に、両国の友好団体と人々が友好交流のために貢献を続けている姿も見た。両国関係が緊張している時にも、日本には、中日間の友好交流を堅持し、両国の経済貿易の往来を積極的に進めようとする地方自治体や友好団体は少なくなく、平和・友好・理解・交流という態度で日本を訪れる中国人観光客も少なくない。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年7月31日

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