2014年8月1日  
 

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北京、エボラ出血熱に対する検疫・モニタリング強化

人民網日本語版 2014年08月01日11:11

西アフリカの複数の国家でエボラウイルスが猛威をふるっている。感染スピードが速く、致死率が高いことから、ますます多くの国家が感染に対する警戒を高めている。北京市疾病予防コントロールセンター担当者は7月31日、「北京市はすでに、エボラウイルスに対する検疫とモニタリング強化策を講じており、ウイルスの感染拡大状況について、片時も眼を離さず注意深く見守っていく。万が一、ウイルスが北京に入り込んだ時には、モニタリングシステムでただちに発見できる」と語った。新京報が伝えた。

〇ウイルス検出能力を備えた北京

エボラウイルスは、今年2月にギニアで突然発生して以来リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアなどの西アフリカ国家に迅速に拡大した。今回の感染拡大は、1976年にコンゴで初めてエボラウイルスが確認されて以来、最も大規模な流行となった。

世界保健機構(WHO)の7月31日付統計データによると、エボラウイルスは、ギニア、ナイジェリア、シエラレオネ、リベリアの西アフリカ4国において、1323人への感染が確認されており、うち729人が死亡した。

北京市疾病予防コントロールセンターの龐星火・副センター長は7月31日、次の通りコメントした。

北京市は、エボラウイルスの感染拡大状況について、注意深く見守っていく。また、すでにウイルスに対する検疫・モニタリング強化策を講じた。各級衛生医療機関に対し、臨床検査・診察、実験室技術、感染症に対する病理学的調査などの技術研修を実施するよう指示した。関連研究室は、エボラウイルスの検出能力を備えており、ウイルスが万一北京に入り込んだ時には、モニタリングシステムでただちに発見することができる。


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