2014年11月13日  
 

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外資企業の対中投資、増加傾向やまず (2)

人民網日本語版 2014年11月13日10:17

▽外資の対中投資の勢い続く

専門家の予測によると、外資の対中投資は今後も衰える気配はない。「外資の対中投資は今後も安定を保ちながら増加していくだろう」。白明・副部長によると、外資の誘致は今後、動態的な均衡を保ったまま穏やかに増加していく見込みだ。

中国EU商会の発表した関連報告によると、調査を受けた94%の企業は、中国が世界の中で重要性を高めているか、昨年と同じ重要性を保っていると判断している。中国からの投資移転を考えているという企業は10%にとどまり、2012年の22%から大幅に減少し、対中投資への期待が大きく高まっていることがわかった。

改革開放から現在まで、外資を引きつける中国の魅力は依然衰えていない。白明・副部長は、中国が誇る巨大な市場メリットはほかの国では代替不可能なものだと分析する。中国には産業集中というアドバンテージがあり、中国への投資は企業の拡大を可能とする。中国は産業の川上・川下を兼ね備え、産業体系もそろっており、各事業の資源の配置が可能となる。中国はさらに、戦略的新興産業の発展措置を取っており、世界のハイテク産業とのドッキングの機会が見込まれる。

国家発展改革委員会対外経済研究所国際協力室の張建平・室長によると、中国は今後、最大の消費市場として発展し、中国という巨大な市場をどの国の投資家も無視できなくなる。そうすれば、外資の吸収・利用にも構造的な変換が予想される。

「中国の外資受け入れ規模は今年、約1200億ドルに達する見込みで、長期的に見るとさらなる成長の余地がある」。商務部の沈丹陽・報道官は、外資誘致の重点は今後、規模の拡大から構造の改善や水準の向上へと変わるとの見方を示した。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年11月13日


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