習大大、中国の夢、「ハエもトラも一緒に叩く」、八項規定――。メディアやネット上で、こうしたキーワードが取り上げられる回数がますます増えている。15日、習近平総書記率いる新指導部は発足から丸2年を迎えた。この2年間に誕生した多くのキーワードは、新指導部の努力と自信を示すと共に、新たな時代の夢を映し出している。
(1)習大大(習総書記の愛称)
習総書記の愛称・習大大の起源については不明だが、この呼び名はすでにネットや巷に幅広く浸透した。この呼び名が歓迎されているのには2つのわけがある。まず、習近平総書記は陝西省出身で、同省では自分の父親や父親と同世代の男性に対する尊称として、「大大」をつける慣わしがあり、習総書記に対する敬愛を表現しているため、もう1つは、習総書記の親しみやすいイメージが国民からも認められているためだ。