商務部(商務省)の沈丹陽報道官は18日の定例記者会見で、「今年に入ってから、国内消費市場の運営状況は全体として基本的な安定をみせた。月別にみると、最近は消費の伸びが安定しつつ緩やかになっている。10月の社会消費財小売総額は2兆4千万元(約46兆1238億円)で前年同月比11.5%増加し、物価要因を考慮した実質では10.8%の増加だった。累計をみると、消費の伸びは基本的な安定を維持したといえる。1~10月の社会消費財小売総額は前年同期比12.0%増加し、上半期の水準を基本的に維持した。投資増加率が継続的に鈍化する中、消費が経済成長にとっての「安定装置」の役目を果たしている」と述べた。「証券時報」が伝えた。
沈報道官は10月の消費市場の主な特徴として、▽情報消費が急速に増加した▽農村の消費が急速に増加した▽文化・観光消費が引き続き増加した▽外食消費が安定回復した▽住居関連消費と自動車関連消費が鈍化した▽消費価格が全体として安定した、ことなどを挙げた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年11月21日